東北山行 その21
« 2008年07月 | main | 2008年09月 »
戦士と語るで竹原慎二さんを取材させて頂きました。
Ginza
「何を撮ってるんだね君は。」
「酒飲んで気持ちよくなったから、窓の外を撮ったんだよ。」
8月20日29時半
あんまり呑み過ぎて寝込んじまって、こんなんなって目覚める朝があってもいい。
<写真は2002年ギリシア世界選手権のものです>
僕が撮影をさせて頂くようになる前年の2001年・2000年の2年間、世界選手権を制覇出来ず壁にぶつかっていた浜口京子さんは、2002年の世界選手権で見事に王座に返り咲きました。
その過程をほんの少しですが撮影させて頂けた事、光栄に感じています。
アテネオリンピックからの4年間、本当に苦しく険しい道のりだったと思います。
その険しい道を少しづつ這い上がり、昨日の笑顔を見せてくれました。
テレビの前で、涙が止まりませんでした。
北京オリンピックでの銅メダル獲得、心からおめでとうございます。
浜口京子オフィシャルサイト
http://hamaguchi-kyoko.com/
昨晩は、後楽園ホールでボクシング観戦しました。
お目当ては、第二試合に出場する伊藤知子選手。
伊藤さんは、僕のラストファイトの相手 田中光吉くんが五反田で営む居酒屋『くらんど』でアルバイトしている縁で知り合いました。
試合は1ラウンドにチャンスをつくり連打をまとめてKO勝利。
伊藤さんの試合の後は、客席から観戦。
ボクシングは客席から観戦するのもいいものです。冷静に試合を分析しながらみる事が出来ます。
この日の興行は、KO率の高い日本ランキングボクサーがたくさん出場していて、なかなか面白い興行でした。
光吉くんも後楽園ホールに来ていて、知人達と7人で新宿に繰り出し、居酒屋で呑んだ後解散して、光吉くんと二人でゴールデン街に呑みに行きました。
たまにおじゃまする呑み屋さんで、しばらく呑んで気持ちよく酔っぱらってくると、ママさんが、
「風林会館に卓球しにいこうよ。」
と言い出し、カウンターにいたお客さんと4人で卓球。
ピンポンを楽しむママさん達を横に、勝負事になると以外と向きになる性分の元ボクサー達は額に汗をにじませながらラケットを振り回したのですが、僕の惨敗で幕を下ろしました。
ボクシング・卓球で光吉くんに惨敗したままで死んでいくのは許せません。
新たな勝負事を考えて、リベンジしてやる!
2002年 ギリシアのハルキダで開催された女子レスリング世界選手権を撮影しに行った。
この大会は、浜口京子選手にとって再起を懸けた大会であり、僕にとっても浜口京子さんが世界のトップに返り咲く姿を目の当たりにする大きなチャンスだった。
ハルキダは、アテネから少々離れた田舎町。
オリーブ畑に囲まれたのんびりした空気とギリシア人の明るさが、気負うことなくカメラを手にさせてくれた。
Nakano
サーモマグの写真をアップしていませんでしたが、時々連れ歩いては被写体になってもらっています。
このサーモマグを、どうやって形にしようか、いつも頭のどこかにあって僕を苦しめています。
そもそも僕は、撮影技術の極みを求めてカメラを手にしているカメラマンではなく、自分が撮りたいものをいかに撮るのかで苦しむのが好きな写真撮りですから、奇をてらった絵をつくりたいんじゃないんです。
一枚の絵に写っていないけど、写り込んでいるものを読み取ってもらえる写真が撮りたいんですね。
そんな僕が、秋田道夫さんとの会話の中でこのサーモマグを撮りたいと思ったのは、何かが僕の中で動いたからで、その『何か』を撮影行為でみつけだしたいんです。
『秋田さんはどんな写真になるのを楽しみにしているのだろうか、そいつを裏切ってやりたい。』
そんないやらしい気持ちが頭をかすめつつ、秋田さんの期待を裏切る為の写真を撮る意味を見いだせずもしたり、未だ模索中ですが、撮る中で『何か』が見つかると思って、気楽に遊びながらサーモマグにむけてシャッターをきります。
曲がり角 一つ間違えて・・・
ボクシングは何がおこるかわからない・・・。
昨晩のWBC世界フライ級タイトルマッチは、タイトルマッチに相応しい激闘でした。
ただただ、両雄にありがとう。
内藤大助オフィシャルサイト
http://www.boxer-daisuke.com/
清水智信オフィシャルブログ 王者への道
http://ameblo.jp/tomonobu-shimizu/