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New York Public Library
ニューヨーク公共図書館の天井画を撮影に行った。
中は、図書館というより美術館。
竣工から100年以上の歴史をもつ荘厳な趣きに圧倒される。
昂ぶりつつも冷めつつ、心地よいメンタルコンディションでカメラを手にした。
フラッシュ撮影は禁止だが、あとは自由に撮影出来て大らか。
館内を回っていると、展示室があり、写真の展示がしてあったので、入ってみた。
ドロテア・ラング、エリオット・アーウィット、アンセル・アダムス、ウォーカー・エバンス、エドワード・スタイケンなど、日本でも目にしてきた写真家達の重みあるプリントを見て、改めて「記録」という写真の力を思い知る。
最近の自分は、商業的な意味合いを写真にもたせすぎてしまっていた事に気がつく。
時間に融通がきく今だからこそ撮るものがある。
Queensboro Brudge
New York sketchbook Back Number
Queensboro Brudge
New York sketchbook Back Number
2015年11月20日、アメリカ合衆国 ニューヨーク ブルックリンで開催されたニューヨーク州ミドル級王座決定戦の結果をボクシングジーンのブログでアップ致しました。
United Nations Headquarters
Chrysler Building
New York sketchbook Back Number
Central Park The Lake
New York sketchbook Back Number
Flatiron building
New York sketchbook Back Number
Bryant Park
先週のニューヨークシティマラソンは、初めてマラソン大会を撮影でしたが、感じ入ることが沢山ある撮影になりました。
移動時間を考えると、一人で広域の撮影はリスクがあると思い、2か所にポイントを絞りました。
まずはクイーンズボロブリッジ。
女子トップ集団。
警備の警官とハイタッチ
警察官も一緒になって参加しているのが日本では考えられなくて、とても新鮮。
男子トップ集団
セントラルパークに移動して、沿道の人たちと同じ目線で。
フラフラになり、歩行すらままならず座り込んだランナーも、スタッフの介助を振り切り「ゴールまで走りたいんだ」と言って、立ち上がろうとしたり、見ず知らずの人が沿道から飛び出してきてハイタッチしたり、愛する人と抱き合うランナーがいたり。
参加しているランナーは皆、各々の目的のために肉体的に苦しい思いをして、精神的な充実感を味わえる。
ストレートに胸に響くシーンを沢山見ることができ、マラソンは案外見るのが面白い競技なのだと知りました。
懸命に走るランナーの姿を見て
『お前は走っているのか!?』
と問われているような気持ちになり、たるんだ腹の肉を撫で、苦笑するのが精一杯。
内山高志写真集『漸進』が日刊スポーツ出版社から発売になりました。
内山くんのデビュー間もない頃から5月のV10までを写真とインタビューで綴ったものです。
内山くんにとっても私にとっても初の写真集。
彼の強さ・無邪気さ・激しさ・優しさを、盛り込む事が出来たと思います。
タイトルの漸進は、スポーツグラフィックナンバーでご活躍中の編集者・ライター 日比野恭三さんがつけてくれました。
じわじわと相手を追い込む戦いぶりと、一歩一歩強くなっていった人生の歩み、内山高志を表す素晴らしい言葉だと思います。
敬愛する先輩フォトグラファーの関根虎洸さんがおっしゃった『写真は見せ方』の言葉は、いつも私の頭に張り付いていて、デザイン次第でこの写真集の生死は決まると考え、デザイナーは多川優さんに担当して頂き、見事写真を生かしてくれました。
日比野恭三さんと多川優さんにお願いしたいと、諸々の事情がある中私のわがままを受け入れてくださったフェザンレーブ 大泉勉様。
大泉さんが写真集を出すお話をくださったのも、6月にニューヨークに行く私へのはなむけだったと思います。感謝の言葉しかございません。
この出版にあたり、細かな注文もつけずに受け入れてくれた内山高志くん。
携わって頂いた全ての皆様に感謝しております。
これから、もっと大きな舞台にスケールアップしていくであろう内山高志のV10という区切りの写真集、よろしくお願いお願い致します。
Let's go Mets
New York sketchbook Back Number
Halloween Parade
New York sketchbook Back Number