フィリピン日誌 11月15日
土山君は残念ながら判定で敗れました。
土山直純君は、先天的な病気で、幼少の頃に右足首から下を切断し義足になりました。
日本では、プロになる資格が得られず、フィリピンのリングで戦っています。
後楽園でのボクシング興行は、大体全試合のトータルラウンドが50ラウンド以下なのですが、この日の興行は86ラウンドあり、ラウンド間のインターバルや選手入場の時間を含めると6時間を超える興行になります。
第1試合開始が16時ですから、順調に進行すれば22時に終われるはずでした。
しかし、うまく進むはずもなく、KO決着が多かった訳でもなく、全試合が終了する頃には日にちが変わろうとしていました。
今日のマニラは雨。
昼過ぎに起きだして、電車に乗ってふらふらとしてきました。
初めての場所を訪れ、今度来た時には、ゆっくりと歩いてみたいな。
土山君が敗れ、残念ですが、マニラ滞在は楽しかったです。
激しい打合いに、会場からは大歓声と両選手への賞賛が絶えませんでした。