PHOTOGRAPHER
Hiroaki Yamaguchi

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diary

アベジム阿部会長から、
「山口くん、今日小宮山来てるよ。今控え室にいるよ。」
とお声をおかけ頂き、驚きました。
小宮山さんというのは、私が4回戦の時に対戦したアベジムの選手です。
阿部会長は22年前の事を覚えていて下さったのです。
ドキドキして、控室のドアを開けると、私の記憶にある小宮山さんは見当たらないので、恐る恐るアベジムの方達のいる方に向かって、
「小宮山さんはいらっしゃいますか?」
と声をかけると、私の記憶よりふくよかになった男性が、
「山口くんだよね」
と声をかけてきてくれました。
「写真は時々見てるよ」
とおっしゃってくださいました。
たまにジムのお手伝いをされているご様子でした。
22年前の私は、二年連続で新人王戦に出場するも、決勝には進めず、6回戦進出規定の4勝はしていたものの、キャリアを積む意味でも最後の4回戦という事で戦ったのが小宮山さんなんです。
スマートフォンで自撮りしていると、同じ控室にいた青木ジムのセコンドで、写真の大先輩である佐藤ヒデキさんが、
「撮ろうか」
とおっしゃってくださり、私のカメラをお渡しして撮って頂いた一枚です。
また、ホールでお会いしましょう。と言って控室を出ようとすると、青木ジムの小林昭善トレーナーから、
「(ヒデキさんの)撮影料として、あとで請求書の送り先を教えてください。」
と冗談めかして言う声が聞こえ、恐る恐るそっとドアを閉めて退室した次第です。
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林道は崩れ落ち、車で奥まで入れない。
水分をたっぷり含んだ残雪が足取りを重たくする。
この日の総歩行距離は15kmを超えていた。
クマには出会えなかった。

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尾根に登る道中、クマの冬眠していた穴を発見。
クマは、頭が入れば体も入るそうで、穴の入り口は小さい。
穴上で一服。

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真っ白なニホンカモシカが山中にたたずんでいる。
特別天然記念物に指定されている彼らは、人に襲われることがないと安心しているのか、元来のんびりしているのか、逃げようともせずに、ただただ人間を凝視している。