diary 4月9日
最近、この『くれない日誌』に花や空といった写真が多くなっています。
以前は、目的があるとき以外にカメラを持って外出する事は、ほとんどなかったのですが、このブログをはじめてから、カメラをぶらさげて出かける機会が増えました。
写真家には、カラーを撮る写真家とモノクロを撮る写真家と、2つの種類がいて、僕は後者に属していると思い込んでいたのですが、街をふらりと徘徊すると、雑踏にある色を感じるようになってきました。
カメラを持っていると、目が写真撮りの目になり、今まで見過ごして通り過ぎてしまっていたものに、気がつくようになってきているんですね。
ボクサーを撮った写真に色は必要ないと感じていますが、日常にある色に心惹かれている自分にも気がつきます。
このブログを見返してみると、僕が生きているという足跡が残っているなって感じています。