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2008年10月31日

放熱の破片  vol.30

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惜しい試合を逃したアップルマン。
 

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2008年10月29日 日本スーパーバンタム級(55.3kg)4位中嶋孝文(ドリーム)くんがメインイベンターとして登場。
 

実家が青森でリンゴ農家をされているという理由で、三浦会長からジムでアップルと呼ばれる姿を見てから、僕の中で彼はアップルになりました。

余談ですが、ドリームジムの遠藤選手がスティーブと呼ばれていたのは何故か、今もって理由はわかりません。


 
アップル中嶋くんはパワーの選手ではなく、スピードとタイミングが素晴らしいボクサーです。

 
打ち合いが嫌いではない性分のようで、怖いな と思う間合いで打ち合いにいってしまう時があり、ファンとしてみれば面白いのですが、被弾するとハラハラします。
 

この日は、打ち合いの中から良い左を当てて、金沢知基(角海老宝石)選手にダメージを与え、KOのチャンスもありましたが、倒しきれません。

 
そして、最終8ラウンドに左フックをもらってダウンします。
尻がゆっくりとマットに吸い寄せられるようでした。
 
 
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立ち上がりますが、踏ん張りがきかず、クリンチとフットワークでなんとか凌いで勝負は判定に持ち込まれ、結果は引き分けでした。

 
  

控室でうなだれるアップル、これから先の戦いに期待しています。

 
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ドリームボクシングジムのページ
 

Talk is cheap 『新田渉世 戦士と語る』 その41 ドリームジム 中嶋孝文選手

東北山行 その35

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2008年10月30日

Heart Beat Photograph Vol.54

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東北山行 その34

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2008年10月29日

放熱の破片  vol.29

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まだ榎くんの目には力が残っている。
 
 

24日後楽園ホールで開催されたWBA世界フェザー級(57.1kg)タイトルマッチ、王者クリス・ジョン(インドネシア)に榎洋之(角海老宝石)が挑戦しました。


以前から、榎くんの目から放たれる野性的な力に、引きつけられていました。
 
 
純粋でありながら獣のように鋭い目。
 
 

挑戦者は、序盤から積極的に攻め、チャンピオンにダメージを与える事が出来るパンチを当てるシーンもありましたが、安定王者はさすがに追撃を許してくれません。
 

離れればストーレート系のパンチ、接近すればアッパーカットを効果的にきめて、しっかりとポイントを奪っていきます。

 
 
試合終了のゴングが鳴るまで好ファイトは続きました。
 
 
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ジャブの当て方がピカイチの榎くんは、ジャブからの後続打がうまくだせずに、ここ最近の戦い方に迷いを感じているのではと見ていて思いましたが、この夜の戦い方には、そんな迷いのようなものはみつけることができませんでした。


迷路から抜け出すヒントを掴んだのではないだろうか、と勝手に考えてしまいます。
 

もっと強くて、そして負けないボクシング、この敗戦を糧に、再出発する榎くんの姿が見たい。

 
控え室で、記者の方々に囲まれ、試合を振り返るその顔は、左目を大きく腫らし疲れきっていましたが、その目の奥底に眠る力はまだまだ強い。

 
そう感じました。
 
 
 

プロボクサー 榎 洋之(東洋太平洋フェザー級チャンピオン)オフィシャルサイト!

Heart Beat Photograph Vol.53

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2008年10月28日

東北山行 その33

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クマは、栗やどんぐりのカラを器用にむいて、実だけ食べていくそうです。

2008年10月27日

Afterhours(アフターアワーズ)の日曜日

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昨日はAfterhoursで、新作のお菓子や秋田道夫さんのデザインされた湯のみ『80mm』等を撮影させて頂きました。
 

アフターアワーズキッチンは、閉店間際になってもご来訪される方が跡切れず、色々な方とお話をさせて頂ける、温かな時間を過ごせる空間です。
 

のんびりと日曜日を満喫しました。

2008年10月26日

東北山行 その32

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東北山行 その31

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2008年10月25日

東北山行 その30

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2008年10月24日

放熱の破片番外編   友を殴る

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11月2日(日曜日)東日本新人王 決勝戦が後楽園ホールで開催されます。
 
バンタム級の試合は、片桐秋彦くんと古橋大輔くんの対決。
 
二人は共に新田ジム所属、しかも、同じ中学校の野球部出身、一年違いの先輩後輩で、古橋くんは片桐くんを『先輩』と呼ぶ関係です。
 

先月、二人の対決が決まってから新田ジムにおじゃました時、和気あいあいといった空気はありませんでした。
しゃべくりながら練習している選手で強い選手を見たことがありませんから、いつも通りに集中して練習していたのでしょうが、僕の前では二人が言葉を交わす姿を見る事がありませんでした。

 
 

部外者の僕は、勇敢な戦いを見せてくれればどちらが勝ってもいい、などと言ってられますが、毎日苦楽を共にしているジムの仲間やスタッフにすれば、なんとも言いがたい気持ちでしょう。

9日後、後楽園ホールのリング上で二人が堂々と、ひたむきに殴り合う姿をしっかりと撮影します。

 
 
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Box-on! 連載コラム 『ショーセイのリング人生道場』
 

戦士と語る 臼井知史さん

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戦士と語るで臼井知史さんを撮影させて頂きました。


東北山行 その29

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Tokyo 23.October.2008

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Gotanda

東京邂逅 バックナンバー

2008年10月20日

工房からの風 〜河田夫妻との時間〜

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本八幡にあるニッケコルトンプラザで催された『工房からの風』に、昨日19日足を運びました。

 
僕が10年以上も前にボクシングで試合をした河田喜代治くん、その奥様 メグミさんが制作した小物が出展されていたからです。
 

メグミさんは、バッグや財布といった小物をオールハンドメイドで作り出す制作者で、染め物の勉強もしている方です。
僕の使用している蛇革の財布もメグミさんの手によるものです。
 

展示されていたバッグの話を聞かせてもらうと、その美しさを出すためにどれ程の技術と手間を必要とするかが伝わります。

 
 
仏像修復をする河田くんの仕事上、京都に近い滋賀県に二人は住んでいます。

 
今回の展示準備の為に17日には関東にきていて、河田くんの彫った『鯉の滝登り』を我家で撮影させて頂きました。
 
なにぶん準備がある二人を長く引き止める訳にはいきませんし、ゆっくりとお話出来ませんでしたが、とても楽しい時間を過ごしました。
 
 

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河田喜代治くんとの事
2006年 diary10月9日 

2006年 diary12月31日

2007年 diary7月6日
 
弘法大師像

2008年10月17日

Heart Beat Photograph Vol.52

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鯉の滝登り

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作:河田喜代治

放熱の破片  vol.28

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10月16日代々木第一体育館でダブル世界タイトルマッチが開催されました。
 

不敗のホープ 粟生隆寛(帝拳)くんの初挑戦となるWBC世界フェザー級(57.1kg)タイトルマッチは実に惜しい試合でした。

4ラウンドに見事な右カウンターでチャンピオン オスカー・ラリオス(メキシコ)からダウンを奪いましたが、詰め切れません。
 
5ラウンドには接近してのショートの右フックでチャンピオンがぐらつき、一気に畳みかければ勝負は決したと思うシーン、しかし、ここも決めきれません。


ピンチを凌いだチャンピオンが、フットワークとリードブローで距離をつくり、ダメージの回復を計り、徐々にポイントをかすめ取っていきます。
 

後半には強烈なボディーブローで粟生くんの動きは止まり、チャンピオンの試合運びのうまさが光ります。

 
 
判定は2-1でチャンピオンの防衛。

チャンピオンは流石歴戦の強者です。
 
粟生くんは惜しい試合を逃しました。
 
 
 
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メインイベントは、WBC世界バンタム級(53.5kg)チャンピオン長谷川穂積(真正)さんの7度目の防衛戦。
 
2位の挑戦者 アレハンドロ・バルデス(メキシコ)を全く寄せ付けずに2回2分41秒TKO勝ちで7度目の防衛。
 
 
 
強い!
 
 
 
ただただそれだけです。
 
 

野球で言うならば野茂英雄氏のような海外への道を切り拓くパイオニアとなって欲しい!
 

 
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チャーミー 2

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2008年10月15日

チャーミー

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2008年10月13日

Tokyo  13.October.2008

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2008年10月11日

おめでとうございます

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今日、代官山のレストランでご結婚されたHさんとHさん、おめでとうございます。


これからもお幸せに。
 
 
>Afterhours weblog

2008年10月09日

Heart Beat Photograph Vol.51

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Tokyo 9.October.2008

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Setagaya

東京邂逅 バックナンバー

2008年10月07日

Heart Beat Photograph Vol.50

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サーモマグ その13

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Profile

山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
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