放熱の破片 vol.17
東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン “ノックアウトダイナマイト”内山高志の初防衛戦のポスターを年末に撮影させて頂いたのですが、タイトルを手にしてから、彼の発する空気に、以前には無かった力強さのようなものを感じていたこともあり、どんな戦いを見せてくれるのか、胸を踊らせ後楽園ホールに駆けつけました。
内山さんは、巧みに距離を支配して、チャレンジャーのパンチをはずしていき、離れてはストレート・フック、接近すればアッパー・フックを抜群のタイミングで上下に打ち分け、勝負の趨勢は序盤に明らかなものになっていました。
しかし、挑戦者のガッツとタフネスはもの凄いもので、ダメージはあっても、前に出る事をやめません。
レフェリーもストップするタイミングをみているのですが、打たれても打ち返す展開に、なかなかストップできないんです。
10Rに内山さんがパンチをまとめて、レフェリーが割って入りました。
こんなにもクリーンヒットがしっかりと写り込んでいる写真は、なかなか撮れないのですが、このブログに掲載した写真以外にも、まだまだあります。
こういう試合は、ボクシングを見ていて恐くなる・・・。
試合ごとに強くなっていく内山高志に、これからも素晴らしい戦いを見せてもらえる事を期待してます。
内山高志オフィシャルサイト
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プロボクサー内山高志 Pound for Pound ボクサー内山高志のブログ
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内山高志さんのことバックナンバー
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