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放熱の破片  vol.47

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“ノックアウトダイナマイト“内山高志、準備は万端のようです。
 

 
新年早々、1月11日に世界挑戦を控えた内山高志くんの練習を撮りにワタナベジムに行きました。

その前に、昨年10月の東洋太平洋タイトルの防衛戦の写真をアップしていなかったので、今更ながらに掲載します。
 
 

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2009年10月3日、東洋太平洋スーパーフェザー級タイトル、内山高志にとって5度目の防衛戦は、完璧な勝利でした。
 
挑戦者は、同級1位のアーロン・メルガレホ(フィリピン)。
 
いつものように左のリードをコツコツと当てて、距離を支配します。
挑戦者は次第に手を出せなくなっていき、ペースを掴んだ内山くんは、左右のボディー、右ストレートと、面白いようにヒットさせ、挑戦者はますます何も出来なくなり、7ラウンドに一気にパンチをまとめてタオルが投げ入れられました。
 
 
 
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つくづく、ボクシングはリードパンチが大切だと感じます。

 
東洋太平洋タイトルを5度防衛し、試合内容も素晴らしく、機は熟しました。
 

コンディションはばっちりのようですし、気持ちも充実しているようです。
 
1月11日、内山高志がWBAの黄金に輝くベルトを腰に巻く姿を心から期待してなりません。
 

 
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山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
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