« 葉山にて | main | 東北山行 その88 »

放熱の破片  vol.43

         090502-01.jpg
 
 
完勝でした

5月2日、東洋太平洋Sフェザー級(58.9kg)王者 “ノックアウトダイナマイト”内山高志(ワタナベ)の4度目の防衛戦。
挑戦者は、WBC5位のタイ人 トーン・ポー・チョークチャイ。


内山君は、初回からリードブローを軽快に放ち、サウスポーを苦にしません。
 
2ラウンドからは、いきなりの右ストレートやボディーブローが面白いように決まります。
 
距離は完全に内山君が掴み、5ラウンド、ダメージを重ねた挑戦者は、左フックでたまらずダウン。
立ち上がりましたが、その目に余力は残っていませんでした。
 
一気にたたみかけレフェリーが試合を止めました。
 

090502-02.jpg
 
 
090502-03.jpg
 
 
090502-04.jpg
 
 
090502-05.jpg
 
 
090502-06.jpg
 
 
090502-07.jpg
 
 
         090502-08.jpg
 
 
試合内容を見ると、挑戦者は、倒れるために来日するタイ人に見えてしまいますが、Box Recを見ると、これまで7人の日本人と対戦し、全て勝利している選手です。
内山くんが、挑戦者に力を発揮さすことを許さぬ程、完璧な試合をしたという感想を持ちました。
 
 

存在をアピールし、いよいよ世界への道が現実に見えてきました。
 
 

 
放熱の破片  vol.31 
  
 

放熱の破片 バックナンバー

 
 
内山高志オフィシャルウェブサイト 

Trackback

Archive

Profile

山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
>>プロフィール詳細

Copyright

© Hiroaki Yamaguchi All Rights Reserved