フィリピン日誌 11月15日
土山君は残念ながら判定で敗れました。
土山直純君は、先天的な病気で、幼少の頃に右足首から下を切断し義足になりました。
日本では、プロになる資格が得られず、フィリピンのリングで戦っています。
激しい打合いに、会場からは大歓声と両選手への賞賛が絶えませんでした。
土山君は残念ながら判定で敗れました。
土山直純君は、先天的な病気で、幼少の頃に右足首から下を切断し義足になりました。
日本では、プロになる資格が得られず、フィリピンのリングで戦っています。
激しい打合いに、会場からは大歓声と両選手への賞賛が絶えませんでした。
マニラは人と車でごった返しています。
18・19日はマニラに所用がありました。
排気ガスもすごいし、何かにつけて交渉しなくてはいけないのも、次第にうんざりしてきます。
触れ合えば親しみやすい人達も、お金が絡むと生臭い人間くささを前面に出す人が少なくない大都会は、ショッピングや夜遊びに全く興味のない僕にすれば、長く滞在したい所ではないんですね。
今回のフィリピン行の目的は完了したので、20日からマニラ近郊のリゾート地 ミンドロ島 プエルト・ガレラという所に行く事にしました。
マニラからバスで3時間ほど南に走り、バタンガス ピアー港まで行きます。そこから目的地のホワイトビーチまでのボートに乗り込み1時間も揺られると到着です。
ちょうど夕暮れ時に到着し、早速海に入りました。
水面にポカリと浮かび、赤く染まった空を呆然と眺めていると、肺を黒く染めるタバコのヤニのように僕の深淵にこびりついている日頃の由無し事を、青い水が侵食してくれるような気持ちになります。
ずーっとこうして、どこかに流れていきたいな・・・。
残念ながら、ゆっくりと滞在する時間はなく、1泊でマニラに戻りました。
フィリピンに行くと言うと、女性を買いにいくような発想をする方がいるようです。
今回もフィリピン行に関して、その類の話を冗談ぽくされることが数度ありました。
女性を買いにいく渡航もいいのかもしれませんが、そんなことよりも、フィリピンには、
「青い空・色々な表情を持つ美しい海・爽やかな風、豊かな自然があって、人々の微笑みがある!」
僕は、そう言いたい。
説明はできないのですが、なぜだか南国は居心地が良いです。
僕のDNAには、南国のものが入っているとしか思えないですね。
色黒の肌・顔のつくりからしても、間違いないでしょう。
そんな愛しのフィリピン カガヤンデオロで撮って来た写真がまだまだあるので、アップします。
今日はフィリピン滞在最後の日です。
土山直純くん、2ラウンドKO勝ちです!!
詳細は後日書きます。
カガヤンデオロまで来てよかったです!!
空港から一歩足を踏み出すと、ねっとりとまとわりつくような南国の空気に包まれた。
フィリピンは初めて来る国だが、タイに似た匂いがする。
何故かしら僕の気持ちは弾んだ。