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diary3月21日

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清水智信選手の世界タイトルマッチの記者会見がありました。
 

アマチュアで78戦68勝(25KO・RSC)10敗の戦績を残し、東京農大ボクシング部キャプテンを務め、確かな技術と経験を持つ華麗なアウトボクサー清水は、僕が所属していたジムの後輩にあたります。
その清水に、急遽世界タイトルマッチの舞台が用意されました。
 
1月にサウスポーのタイ人世界ランカーに完勝し、一躍世界ランキングに名を連ねたばかりですが、素晴らしいチャンスが巡って来たのではないでしょうか。
 
チャンピオンは、ポンサックレック・グラティンデーンジム。
 
ミゲル・カントが残した世界フライ級の防衛記録15度をぬき、16度の防衛を誇る無敵のチャンピオンです。
 
敵地タイでの挑戦、1ヶ月と短い準備期間、不利な点は多々ありますが、発展途上国のボクサーにしてみれば、敵地で急遽世界タイトルに挑戦するなどということは当たり前の事ですし、地球上の何千・何百人のフライ級ボクサー達の中で、最強の男である事を誇示する最高の舞台です。
  
「清水よ、思う存分戦え!! チャンピオンベルトを持って、下北沢で焼き肉を食べよう。特上ロースを御馳走させてくれ!!」
 
ご馳走と言えば、焼き肉と寿司しか想い浮かばない小市民な僕ですが、清水の載冠を心から祈ります。
 
会見の後で、ライターの船橋真二郎さんとジャズ喫茶マサコで清水の事等を話し、昼の下北沢でゆっくりと過ごしました。 
 
 
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清水智信オフィシャルブログ 王者への道
http://ameblo.jp/tomonobu-shimizu/
 
 

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山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
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