« 2011年06月 | main | 2011年08月 »
先日、雲取山に登ってきました。
バンビに会いに行った訳ではありませんが、鹿達にも遭遇しました。
雲取山は、余裕をもって泊まりで登る方が多いようなのですが、スケジュールの都合上日帰りで行く事にしました。
朝4時に家を出発。
鴨沢にから少し上がった所にある小袖に車を停めて、日帰りピストンハイキングのスタートです。
メンバーは、マリコとアフターアワー・シゲルと俺。
この日のキーパーソン、アフターアワー・シゲルさん。
前半は元気元気。
が・・・・、アフターアワー・シゲルさんは、登りの途中から股関節近辺の痛みを訴えだしました。
雲取山登頂。
見晴らしの良さで疲れも緩和されます。
シゲルさんの持参したコーヒーセットでうまいコーヒーを食後に飲み、下山のエネルギーチャージ。
さぁ、長い下山のはじまりです。
下山はアップダウンも少なく、ペースも上がります。
マリコも清々しい笑顔。
シゲルさんが遅れをとり始め、時々止まって振り返ると、競歩の選手のように小刻みで内股な歩み。
股関節と足が痛そう。
昨年、北八ヶ岳縦走中に膝が痛くなって、下山の時にしんどかった経験があるので、シゲルさんの気持ちはよくわかります。
何があっても自分の足で歩かないと帰れません。
日も暮れだし、雑木林はうすら暗くなってきました。
10センチ以上の物をまたぐのは無理。
と言うアフターアワーは、木を跨ぐのも必死。
最後の休憩。
もう心からの笑顔はみえない。(笑)
18時30分頃無事に下山。
この辺りは、山野井泰史さんがクマに教われたところでもあるので、熊と遭遇にびびりながらの下山でした。
帰りに、奥多摩温泉“もえぎの湯”で疲れを癒してきました。
ハードな山歩きでしたが、来月挑戦する予定の八ヶ岳に向けて、良い経験になりました。
帰宅後、アフターアワーからメールがきました。
両膝にアイスノンをのっけた写真が添付されていました(笑)
Afterhours
omnibus of nature photo Back Number
Shibuya
15日 金曜日にはじまった写真展、初日から沢山の方にお越し頂きました。
17日 日曜日は、本来お店の定休日なのですが、店長の小林さんに無理を言って僕がバーテンダーをするということで開店させて頂きました。
日曜日にも関わらず、沢山の知人が来てくれました。
今回の展示は、フィルムからデジタルに切り替えた2006年以後の写真です。
展示用写真のインクジェットプリンターでの出力にも初めて取り組みました。
プリントに関して、デジタルデータを思うように作成出来ないもどかしさ、未熟な点を痛感する事が多く、良い経験と捉える事にしたいと思います。
大きなギャラリーではなく、13人位で満席になるキャパのバーでの展示です。
出展した写真も17点で、多くはないかもしれません。
そのコンパクトな空間が、ボクシングの写真を展示するのに、とてもしっくりくるな、と自分では感じています。
この度の写真展を開催するにあたって、沢山の方のお力添えを頂きました。
会場となるBAR baを快く提供して下さったオーナー、眞田大輔さん。
眞田さんを紹介してくれた写真仲間の廣瀬育子
BAR baの店長 小林真由子さん
プリンターを貸してくれたイラストレーターのつぼいひろき
DMのデザインをしてくれた妻
そして、写真に写る全てのボクサーとボクシング関係者の皆様
ここには書ききれない方達のおかげで開催させて頂く事が出来ました。
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
写真展は、8月14日まで開催していますので、ご都合よろしい方は是非お越し下さい。
日曜日は山口がお店でバーテンダーをしていることもありますので、下記のリンクから山口がお店にいる日をご確認頂ければ幸いです。
山口裕朗 写真展
心打瞬撮 Heart Beat Photograph
~戦いのうたを聞け~
これはボクシングよ
相手殺すの
相手殺すの
だから、どのくらいケガするかわからないの。
でも、ケガする前に僕のアドバイスは
イケッ! 殺せよ!
まぁ 僕の殺せ言うたら ぶっ飛ばして!
5人の世界チャンピオンを手がけた名伯楽、エディー・タウンゼントさんがドキュメンタリー番組の中で言い放った言葉だ。
「殺す」というあまりに強烈な言葉は、当時ティーンエイジ初期にあった私の心をつかんで離さなかった。
そして、強さに憧れた少年は、気がつけば全てをボクシングに捧げていた。
プロボクシングにおける最高の成果は、的確な打撃を相手の急所に打ち込んで昏倒させることだ。
必倒のパンチの向こう側で静かに待ち受ける 死。
全てを捧げてきても答えてはくれない勝負の世界、失うものの大きさを思えば思うほど恐怖は膨らむ。
戦いの道を選んだ己の存在を証明するには、全ての努力を傾けて技術を磨き、ボクシングに対して無条件の献身と奉仕を行う。
そして、確信を持って上がった決闘の舞台、放ったパンチが相手の顔面に吸い込まれていくようにヒットする。
”スコーン”と抜けるような拳の感覚。
相手は立ち上がれずに目の前に手をついている。
勝者は俺の強さを見ろとばかりに雄叫びをあげ、足元には、栄光へ続く道を照らす細い明かりが灯される。
敗者に待ち受けているのは、漆黒の暗闇。
ボクシングは残酷だ。
飢えで死ぬ事がほとんど無い現在の日本で、自ら生み出した心の渇きを癒すのは、真紅の血でしかないと思いつめ、寒風吹きすさぶ荒野に身をさらしながらパンチを放つ。
それがボクサーという生き方である。
2011年 7月15日(金)~8月14日(日)
BAR Ba (バー バ)
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-52-10 ハーモニーハウス4F
※小田急線代々木八幡駅/地下鉄千代田線代々木公園駅1番出口(八幡口)から徒歩1分
駅前のとんかつ諏訪を曲がり30m先左の螺旋階段を登った4階 ピンクのライトが目印。
地図
電話番号:080-4298-4550
営業時間:月~土 20:00~LO26:00位
日曜営業の日もあり、詳細は当サイト、若しくはBaのtwitterをご確認ください。
http://twitter.com/#!/yoyogihatimanba
*飲食店での展示となりますのでドリンクのオーダーをお願い致します。
写真展情報 バックナンバー
マタギに同行させて頂いて山で取材するにあたり、ヘルメットを装着するようにしています。
ハイキングコースを歩く訳ではなく、道なき山林や沢を歩くので、生命の危険を感じる場面に多々出会うからです。
目立つと獲物に逃げられてしまうかと思い、色は青のヘルメットにしたのですが、マタギの皆さんは猟友会の派手なオレンジジャケットとオレンジ帽子を着用していました。
仲間に誤射されないようにするためです。
そこで、ヘルメットが目立つように器用な義父にオレンジ色に塗ってもらいました。
カッティングシートで前面にはカメラ、後面には熊、上部にはfoto finitoと入れてくれて、さりげなくおしゃれにしてくれました。
お義父さん、ありがとうございます。
こういったオリジナルグッズが欲しい方は、義父がリーズナブルにカスタムしてくれますので、山口までご一報下さい。(笑)