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放熱の破片  vol.30

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惜しい試合を逃したアップルマン。
 

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2008年10月29日 日本スーパーバンタム級(55.3kg)4位中嶋孝文(ドリーム)くんがメインイベンターとして登場。
 

実家が青森でリンゴ農家をされているという理由で、三浦会長からジムでアップルと呼ばれる姿を見てから、僕の中で彼はアップルになりました。

余談ですが、ドリームジムの遠藤選手がスティーブと呼ばれていたのは何故か、今もって理由はわかりません。


 
アップル中嶋くんはパワーの選手ではなく、スピードとタイミングが素晴らしいボクサーです。

 
打ち合いが嫌いではない性分のようで、怖いな と思う間合いで打ち合いにいってしまう時があり、ファンとしてみれば面白いのですが、被弾するとハラハラします。
 

この日は、打ち合いの中から良い左を当てて、金沢知基(角海老宝石)選手にダメージを与え、KOのチャンスもありましたが、倒しきれません。

 
そして、最終8ラウンドに左フックをもらってダウンします。
尻がゆっくりとマットに吸い寄せられるようでした。
 
 
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立ち上がりますが、踏ん張りがきかず、クリンチとフットワークでなんとか凌いで勝負は判定に持ち込まれ、結果は引き分けでした。

 
  

控室でうなだれるアップル、これから先の戦いに期待しています。

 
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ドリームボクシングジムのページ
 

Talk is cheap 『新田渉世 戦士と語る』 その41 ドリームジム 中嶋孝文選手

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山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
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