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雲の上に行きたかった 八ヶ岳登山

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2011年8月、南八ヶ岳を縦走してきました。

 
 
昨年、兄と二人で北八ヶ岳を歩いたのですが、最後の蓼科山を登っている途中で膝が痛くなり、肉体の衰えがとても悔しくてリベンジしてやろうと思っていました。
 
このブログを作ってくれたウェブデザイナーの横田茂さんと下北沢で呑んでいる時に、横田さんも道連れにしてやろうと八ヶ岳登山の話を持ちかけてみたら、以外にもインドア派の横田さんが興味をしめしたので、女房の友達のマリコも誘い、6月に相模湖から高尾山まで、7月に雲取山と少しづつ山歩きに身体を慣らしてきました。

 
どうせ行くなら今回は、ワイワイといこうと思い、写真仲間の吉次史成くんと、僕の幼なじみで現在は風景写真家として活躍している山梨将典くんも誘い、5人での山行となりました。

 
 
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スタートは麦草峠。

 
 
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雨の中うっそうとした森を歩きます。 
 
 

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高見石小屋・中山峠・東天狗岳・根石岳を進み、宿泊予定の硫黄岳山荘を目指します。 


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山梨まーちゃんは、風景写真家だけあって、立派な三脚を担ぎながらの登山。
僕のようなへなちょこ写真家とは根性が違う。
 

 
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硫黄岳に辿り着く頃には体力の消耗も激しかったのですが、一番体力のなさそうな横田さんが以外にもペースよく進んで行ったのがびっくり。
 
 

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硫黄岳登頂。
吉次くん シボウ 。 
 
 
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山小屋で熟睡。
すると、隣で寝ていた吉次くんにトントンと起こされ、指差す窓の外を見ると御来光が。
まーちゃんも起こして、3人のカメラマンは小屋を出て撮影に没頭。
雲の上に来たことを実感し、気持ちがいい。 
 

 
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マリコの鼻笛。
謎の楽器。
 

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皆和やかな気持ちになり出発。 
 


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天気が前日とうってかわって気持ちよく晴れ、蓼科山も奥に見えます。

 
 
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写心家の性でカメラを持ってはきましたが、すぐにカメラをバッグにしまう僕を横目に、売れるかもしれない写真を撮る男は根性が違う。(笑) 
ちょっと目を離すと撮ってる。
 
 

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赤岳と富士山 
 
 
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そして、赤岳山頂
 
 
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写真 横田茂


集合写真のセットをする僕を横田さんが撮影。
まーちゃんの三脚が大活躍。 

 

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横田さんはデザイン以外に、コーヒーの販売もしていて、豆を持って来てくれました。
赤岳山頂で飲むコーヒーは格別にうまい!
 
 
 
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危険な鎖場を慎重に下山。
下山は登る時と違い、気持ちの盛り上がりはありませんが、気を抜くと怪我をするので、慎重に慎重に。

 
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赤岳の隣にそびえる阿弥陀岳 


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朝に登っていた山々をバックに行者小屋で。
 
 
 
 
 
と、全員怪我無く無事に下山出来ました。
 
この絶景を味わえるなら、また山に登りたい。
来年は槍ヶ岳を目指します。
 
 
この夜は、皆で最高に美味いビールで乾杯しました。
 


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Profile

山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
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