New York sketchbook Page 68
New York Public Library
ニューヨーク公共図書館の天井画を撮影に行った。
中は、図書館というより美術館。
竣工から100年以上の歴史をもつ荘厳な趣きに圧倒される。
昂ぶりつつも冷めつつ、心地よいメンタルコンディションでカメラを手にした。
フラッシュ撮影は禁止だが、あとは自由に撮影出来て大らか。
館内を回っていると、展示室があり、写真の展示がしてあったので、入ってみた。
ドロテア・ラング、エリオット・アーウィット、アンセル・アダムス、ウォーカー・エバンス、エドワード・スタイケンなど、日本でも目にしてきた写真家達の重みあるプリントを見て、改めて「記録」という写真の力を思い知る。
最近の自分は、商業的な意味合いを写真にもたせすぎてしまっていた事に気がつく。
時間に融通がきく今だからこそ撮るものがある。