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内山高志写真集 漸進

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 内山高志写真集『漸進』が日刊スポーツ出版社から発売になりました。
内山くんのデビュー間もない頃から5月のV10までを写真とインタビューで綴ったものです。

内山くんにとっても私にとっても初の写真集。

彼の強さ・無邪気さ・激しさ・優しさを、盛り込む事が出来たと思います。
タイトルの漸進は、スポーツグラフィックナンバーでご活躍中の編集者・ライター 日比野恭三さんがつけてくれました。
じわじわと相手を追い込む戦いぶりと、一歩一歩強くなっていった人生の歩み、内山高志を表す素晴らしい言葉だと思います。

敬愛する先輩フォトグラファーの関根虎洸さんがおっしゃった『写真は見せ方』の言葉は、いつも私の頭に張り付いていて、デザイン次第でこの写真集の生死は決まると考え、デザイナーは多川優さんに担当して頂き、見事写真を生かしてくれました。

日比野恭三さんと多川優さんにお願いしたいと、諸々の事情がある中私のわがままを受け入れてくださったフェザンレーブ 大泉勉様。
大泉さんが写真集を出すお話をくださったのも、6月にニューヨークに行く私へのはなむけだったと思います。感謝の言葉しかございません。
この出版にあたり、細かな注文もつけずに受け入れてくれた内山高志くん。
携わって頂いた全ての皆様に感謝しております。


これから、もっと大きな舞台にスケールアップしていくであろう内山高志のV10という区切りの写真集、よろしくお願いお願い致します。


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Profile

山口裕朗(やまぐちひろあき)
1999年プロボクサーとして17戦10勝(6KO)7敗の戦績を残し引退後、2002年 「サンデー毎日」で写真家としてデビュー。
2005年 ボクシング引退後、撮り続けている、かつての対戦 相手達の写真を、写真展『放熱の破片(かけら)』で発表。
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